さまざまな人との連絡手段としてすっかり浸透しているLINE。

好きな人とLINEのやり取りをしたことがある人も少なくないと思いますが、LINEで好意を伝えるのはアリなのでしょうか?

アンケート調査などから見えてくるLINEでの告白にまつわる実態について今回は紹介していきたいと思います。

LINEで「好き」と言うのはアリかナシか

まず、ゼクシィユーザーや調査機関マクロミルを通して行われたアンケートのデータを見ていきましょう。

実際のところ、LINEでの告白はどのように捉えられているものなのでしょうか?

男女別の結果はこちらです。

男性:アリ47.1%/ナシ52.9%
女性:アリ28.6%/ナシ71.4%

性別に関係なく「LINEで好きと言うのはナシ」と考える人の方が多く、また特に女性の方がより顕著にその結果が現れていることがわかります。

LINEを使うと確かに面と向かって告白せずに済むので、たとえば喋るのが苦手・緊張しやすい人などにとっては気持ちを伝えやすい手段ではあります。

事情があってなかなか直接会う機会が作れない人にとっては、時間や場所を問わず想いを伝えることができるという点もメリットとして挙げられるでしょう。

ただし文字だけの告白である分、本当に真剣な気持ちを持っているのか、誠実さなどが伝わりにくいというデメリットも。

アンケートの解答ではこうした点が主にLINEでの告白に反対する人が多い理由となっているようです。

LINEでの告白の成功率を高めるためのポイントとは?

否定的に考える人も多いことからハードルが高そうなLINEでの告白。

それでもあえてLINEを使うとしたら、どんなやり方なら成功率が上がりそうなものなのでしょうか?

同じアンケートの結果から、LINEでの告白を成功確率を上げるためのポイントを見ていきましょう。

ストレートに想いを伝える

LINEに限らずですが、やはり遠回しな表現を使うのではなく、ストレートに気持ちを伝える方が相手の心にも響きます。

相手に顔が見えない、文字だけで気持ちを伝えようとしている分、よりわかりやすさに重きを置いた方がいいでしょう。

トーク・気分が盛り上がっている時を狙う

LINEでのトークが盛り上がっている時や、一緒に遊びに行った帰りなど、気分が高まっている時に想いを伝えるのも効果的です。

お互いにハッピー&楽しいムードの時が狙い目といえます。

もし相手も自分を憎からず思っているようだと感じられるなら、相手の誕生日といった特別なタイミングを狙ってみるのもアリでしょう。

何気ない会話の中で伝える

この方法はLINEで日常的に連絡を取り合うことが習慣化できている間柄であれば有効なのですが、何気ない会話の中でさりげなく告白するというのも手です。

自然な形での告白となるため、相手も構えることなくその想いを受け入れられることもあるからです。

LINEで告白した後、直接会った時にもう一度想いを伝える

LINEで済まされるよりも直接気持ちを伝えてほしい、という意見が多いことを考えると、やはりちゃんと顔を見て告白する機会を作った方がいいでしょう。

今度会った時に改めて伝えたい、とLINEで告白した際に合わせて伝えておくのもアリです。

きちんと顔を見て、自分の言葉として口に出して相手に想いを伝える行動をとった方が、あなたの想い、そして誠実さがよりしっかりと相手にも伝わりますからね。

一緒にいる時にあえてLINEで告白する

LINEで告白→改めて面と向かって伝えるパターンの応用編として、一緒にいる時にあえてLINEで告白する、というのもひとつの手です。

いい雰囲気を作って、勇気を振り絞って想いを伝える、という対面での告白ならではの緊張感を和らげ、取っ掛かりを作ることもできるでしょう。

ちょっとした遊び心として思い出に残りやすいのもポイントです。

LINEでの告白でやってはいけないNG行動は?

LINEでの告白の成功率を高めるためのポイントをチェックした後は、反対に振られてしまう可能性を高めるNG行動も見ていきましょう。

グループLINE上で告白する

告白することに対する緊張感、共通の友人などに応援してもらいたいという気持ちはわかりますが、グループLINE上での告白は相手にとってはただの迷惑行為です。

断りたくても断れない雰囲気が出来上がってしまいますし、第三者にそうしたやり取りを見られる・茶化されるかもしれないことを嫌がる人も多いもの。

最悪の場合1対1どころかグループを介してのお付き合いも絶たれてしまう可能性も高いので、告白は必ず相手1人に対して直接メッセージを送る形で行なうようにしましょう。

冗談なのか本気なのかわかりにくい言葉

グループLINE上での告白と同様、冗談めかした言葉での告白は、あなたの本気度が疑われる結果となります。

ドッキリなど、自分をからかっているのではないかと受け取られては嫌われてしまう結果も招きかねません。

緊張や気恥ずかしさからついつい茶化してしまいたくなるかとは思いますが、あなたが本気で相手のことを想っているなら、その想いはきちんとストレートな言葉で伝えましょう。

長文・回りくどい表現

想いが強いからこそついついそれを伝えるための言葉も溢れてくるかもしれませんが、長文や回りくどい表現もNGです。

本来LINEはそうした長い文章でのやり取りに不向きなツールですし、そもそも好きという気持ちはとてもシンプルなもののはず。

どうしても長くなってしまいそうなら、まだ手紙のほうが喜ばれる可能性が高いといえます。

とにかくストレートな言葉で。きちんと想いを整理してから相手に伝えるようにしましょう。

まとめ

相手に好きだと伝えるなら、文字だけのLINEを使うよりもやはり面と向かって口にした方がいいと言えます。

ただ、状況やあなた自身の気持ちの面から、まずはLINEで、ということもあるでしょう。

LINEを利用するならとにかく顔を見て言う時よりも真剣さ・誠実さが伝わるように、ということを心がけましょう。

あなたの告白の成功のために、今回の記事が参考になれば幸いです。