LINEはあくまで連絡手段のひとつであって、積極的にコミュニケーションを取るツールとして考えていない男性も多く、やり取りの頻度にも個人差があるもの。

ただそうは言っても、好きな人とLINEでコミュニケーションを取っている中で、たとえ他の人から見たら些細なことだったとしても気になるのが女心でもあります。

好きな相手から返信が来ない、という状況が続いたらなおさらですよね。

そこで今回は、好きな相手からLINEが来ない時に、相手としては脈あり・脈なしどちらなのかを見極めるためのポイントについて紹介していきます。

本当はそうではないのに脈なしと思って諦めてしまう、というもったいないことをしてしまわないためにも、ぜひ参考にしてみてください。

好きな人とのLINEの変化から見る、LINEが来ない理由

LINEそのものの使い方、メッセージの送り方やスタンプ・顔文字の使い方まで、LINEをどのように自分の中で位置付け、どんな風に利用しているかは人の数だけ違いがあるもの。

そんな中で好きな人の脈あり・脈なしサインを見極めるためにまず注目してほしいのが、好きな人とのLINEでのやり取りにおける「変化」です。

好きな人からLINEの変化に見る脈なしパターン

好きな人と出会い、LINEのやり取りができるようになってから、ずっとその頻度や内容に変化がないというパターンの方がめずらしいものです。

もっと具体的にいうと、2人の仲が深まるか、関係が遠のくか、ほぼこの2択に集約されることになるでしょう。

では、好きな人とのLINEにおいてどんな変化があったら「脈なし」と判断できるかというと、以下の4つの特徴が挙げられます。

  • あなたから送ったLINEに対して返信がだんだん遅くなってきた
  • 好きな人発でLINEを送ってくれていたのに、それがなくなった
  • メッセージ量の減少や、スタンプ・絵文字・顔文字のみの返信が増えた
  • 既読or未読スルーの増加。既読がつくまで時間がかかるようになった

まとめると、好きな人とのLINEのやり取りの中に上記のような「ネガティブな変化」が見られる場合は、相手が脈なしのサインを出していると判断ができるということなのです。

特に未読スルー状態が続くようなら、最悪の場合ブロックされているかもしれないということも視野に入れなければなりません。

以下の記事でLINEをブロックされているかどうかを確認する方法を詳しく解説していますので、参考にしながらチェックしてみてください。

【確認】ライン(LINE)ブロックされてるか知る方法【2022最新】

ここからはLINEブロックされていないことを前提に、他のポイントから彼の脈あり・脈なしを判断する方法を紹介していきます。

好きな人と会った時の反応にも注目してみよう

好きな人からLINEが来ない時に、彼とのLINE上でのやり取りの変化からも脈なしサインを見極めることもできますが、複数の指標があった方がより正確な判断ができます。

その指標のひとつが、好きな人と会った時の彼のあなたに対する反応。

たとえばLINEは来ないものの、会えば彼の方から積極的に話しかけてくれるし会話も盛り上がる。

このようなケースでは脈ありの可能性が高いといえます。

LINEはめんどくさい、会って顔を見合わせた状態で色々話したいと考える男性は少なくなくありません。

やり取りをし始めた頃はあなたに合わせてくれていたけれど、今は、LINEが好きではない本来の自分のペース=素の彼自身を見せてくれているだけなのかもしれない、という見方もできます。

反対に、LINEも来なければ会っても話してくれない、などLINEと実際に顔を合わせた時とどちらも彼がそっけない態度を取るなら、脈なしの可能性が高いでしょう。

デートや食事・飲みの後の好きな人からのLINEの変化もチェック

会っている時の態度の他にも、たとえばデートや食事・飲みなど、2人で何かをしたり長く会話ができる機会があった後のLINEの変化からも、脈ありか脈なしかの判断することができます。

むしろ、デートや食事・飲みなど、2人で何かをしたり会話する機会というのは、今後の2人の関係を判断する上での重要な分岐点とも言えるでしょう。

LINEなどでここまで仲良くなってきたけれど、一緒に出かけてみてこの人は何か違うな、と思えば、これからもコミュニケーションを取りたいと思わなくなるのは至極当然のこと。

出かけたのをきっかけにLINEが来なくなったのだとしたら、脈なしと判断せざるを得ないのです。

反対に、次のデートの話題が上がったり実際に約束が成立した場合は、彼もあなたとの関係をさらに深めたいと思ってくれている、つまり脈ありと判断できるということです。

自分から送らないとLINEが来ない=脈なしなのか?

グループの中にまとめ役・ムードメーカー役を担当する人がいるように、人間関係が形成されていく中で、自然と役割分担が出来てくることがあり、それは恋愛関係にも当てはまります。

こうした人間関係の基本を考えれば、あなたからLINEを送らないと相手から返信が来ないという状況が出来上がってしまうのも、ある意味自然なこととして捉えることができます。

たとえ彼があなたのことをいいな、と思っていても、あなたから連絡が来るだろうと彼が待ちの姿勢になってしまう状況が出来上がりやすいのです。

なので、自分からLINEを送らないと彼から連絡が来ない状態だからといって、即脈なしだと判断することはできません。

とはいえ、この状態がやり取りを始めてからずっと続くようなら、脈なしという線も出てきます。

判断の基準としては、やり取りを始めてから3週間〜1ヶ月程度。

これは、もともとLINEが嫌いだとしても、2人の間に送る側・送られる側の役割分担が出来上がっていたとしてもです。

なぜなら1ヶ月程度やり取りしている中で一度も自分からLINEしてみようと相手が思わなかった、何かあなたにLINEをしない理由があるということの現れだからです。

ただしごくわずかですが、たとえ好きな人であっても自分からはLINEを送らないタイプの男性も存在します。

なので、LINEのやり取りにおける役割分担は頑張りつつ、他の脈あり・脈なしサインと合わせて判断すると良いでしょう。

彼も話題作りや質問をしてくれているかどうか、自己開示をしてくれているかをチェックする

あなた自身、気になっている彼のことはもっと知りたい、2人の会話を盛り上げたいと思いますよね?

好きな人がLINEに対して消極的で自分からはなかなか送ってくれなくても、あなたに対して好意があれば、やり取りを盛り上げよう、話題作りや質問をしてみよう、という積極性がどこかで出てくるものです。

これはLINEを介さない日常会話においても同様です。

LINEの頻度に関わらず、彼も話題作りや質問をしてくれるようであれば少なくともあなたに興味関心を抱いてくれていると考えられます。

反対に、あなたばかりが話題作りや質問などをしている一人相撲状態になっているのであれば、残念ながら脈なしと考えられます。

なお、質問や話題作りをしてはくれても、彼が自分自身のことをどの程度あなたに対してオープンに話してくれるかも、脈あり・脈なしのひとつの指標として考える必要があります。

人は恋愛対象に限らず、親しい人やこれから親しくなりたい人に対して、自分の人となりを知ってほしいと、それがわかる個人的な情報を喋りたくなるものです。

特にこれから関係を築いていきたい相手なら、こうした自己開示は仲良くなっていくための大事な要素ですからね。

そのため、質問や話題作りを彼からもしてくれるけれど、彼自身のことは全然話してくれない、もしくは無難・当たり障りのない回答しか返ってこない。

特にあなたは色々と自分のことを話しているのにこのような状態が続くなら、彼はあなたに対して心を開いていない=脈なしと捉えることができるのです。

好きな人から他の女性の話が出る=脈なし

照れ隠しやカモフラージュの可能性にすがりたくなりますが、好きな人があっけらかんと他の女性の話題を出してくるようなら、脈なしの線が濃厚。

特に彼が自分からLINEをしてくれない状況ならなおさらです。

というのも、照れ隠しやカモフラージュのために他の異性の話題を出すなら、普段からあなたに対して積極的な態度を示すはず。

好きバレを隠したいからカモフラージュの必要も出てくるわけです。

また、あなたのことをいいなと思っているのに自分からはLINEができない消極的なタイプなら、あなたから避けられたり嫌われたりするリスクを負いたくないため、わざわざ自分から他の異性の話題を出しません。

つまり、脈ありなのに自分からはLINEしない、けれど他の女性の話題を出すことにはメリットはない。だから脈なし、と判断できるということです。

好きな人からLINEが来ない時に取れる対処法・NGな行動は?

好きな人からLINEが来ない時は、LINEですべてを解決しようしないことが重要です。

というのも、LINE上で今の状況を改善しようとすれば、もっと盛り上げよう、楽しい会話をしようという発想になりがち。

ですが、心理的な距離がある人から頻繁に届くLINEは鬱陶しい・めんどくさいと思われるだけで、どんどん彼に嫌われてしまう可能性を高めてしまいます。

では具体的にはどうしたらいいのかというと、実際に会った時に仲良くなれるように会話を頑張りましょう。

LINEで仲良くなろうとするのではなく、もっとLINEしたいと思ってもらえるような仲になる、ことを目指した方が、彼との関係にいい変化が現れるのです。

またあわせて、自分のLINEの仕方についても今一度意識して振り返ってみましょう。

LINEの返信が来ない時に、苛立ちや焦りから追撃のLINEを送ったり、どうして返信してくれなかったのか質問していませんでしたか?

返信がない間に自分から謝ったり、いざ返信が来た時に長文メッセージを送ったりなど「重い」行動を取っていませんでしたか?

このように相手にネガティブなイメージを抱かせるLINEは、彼があなたとのやり取りをやめたくなってしまう原因を作ってしまいます。

普段の会話から仲を深めるのもそうですが、彼に「あなたと親しくしたい」と思ってもらえるような行動を心がけるようにしましょう。

まとめ

好きな人との関係を深めていくためのコミュニケーションを行なう上で、LINEは便利なものです。

しかし、あくまでLINEはひとつのツールに過ぎず、LINEだけを頑張れば片思いが実るわけではありません。

大切なのは、あくまで彼とどう関係を深めていくか。そして、その中でLINEをどのように活用していくかなのです。