好きな人だからこそLINEのやり取りを楽しみたいものです。

しかし、やり取りの頻度を間違えてしまうと、さまざまな弊害が起きてしまうもの。

相性が合わないと判断されたり、既読スルーされてしまうことが増えたり、重すぎるあるいは反対に脈なしと勘違いされてしまう危険性もあります。

だからこそ、好きな人とのLINEのやり取りは慎重に行う必要があるわけです。

では、LINEの理想的な頻度とはどれくらいなのでしょうか?

好きな人との理想的なLINE頻度はどれくらい?

好きな人との関係をスムーズに深めていくにあたって、日常的な連絡手段を確立しているLINE上でのやりとりは年々重要になってきているとも言えます。

もちろんやり取りの内容も大事です。しかし同時に、どれくらいのペースでやり取りが行われているかも実は大切な要素なのです。

まずは、好きな人との理想的なLINEの頻度について見ていきましょう。

相手に合わせることが大前提

恋人同士になる前もなった後も、LINEのやり取りの頻度は相手に合わせるのが大前提です。

生活のリズムは人によって異なるもの。また、LINEを日常会話の延長として使う人もいれば、ほとんど事務的な連絡のみに使う人もいます。

まずは相手からの返信が得られやすい時間帯や、相手の連絡ペースについてよくチェックしてみましょう。

というのも、普段そこまでLINEを使わない人に自分の心のままに頻繁に連投でLINEを送れば、最悪のケースではブロックされてしまうことも十分にあり得ます。

逆のタイプの人にとっても、この人とは合わないと感じられてしまう可能性大。

観察した結果に基づいてあなたもLINEを送れば、相手も無理せずスムーズに返信が送りやすくなり、やり取りも続きやすくなりますから、とにかく相手のペースを掴んでそれに合わせる。この姿勢を徹底しましょう。

付き合う前ならLINE頻度は3日に1回程度から始めてみよう

まだ相手のペースを掴み切れていない状態なら、こちらからLINEを送る頻度は3日に1回程度から始めてみるといいでしょう。

あなたは好きな人だからこそ毎日のように、何ならおはようからおやすみまでLINEをしていたいと感じているかもしれませんね。

しかしこの段階ではまだ相手もあなたに好意を抱いてくれているのか、そして仮に脈ありだとしてもハイペースでLINEのやり取りをすることをよしとするタイプかもわかりません。

また、頻繁にメッセージのやり取りをしていると、話すネタが早々に尽きてしまうといったリスクもあります。

上記のようなリスクを回避しつつ、少しずつ相手との仲を深めていくことを考えると、3日に1回程度のやり取りというのがスタートラインとしてはちょうどいいペースなのです。

2人の距離が縮まってきたと感じられたらやり取りを少しずつ増やしていく、恋の駆け引きを取り入れてみるなど、さらなる関係の進展に向けて動くといいでしょう。

LINEの頻度が急に減ったのはなぜ?

好きな人とテンポ良く楽しくやり取りできていたと思っていたのに、急に返信があまり返ってこなくなってしまうといったケースも、残念ながら少なくないことです。

相手からのLINEが急に減ってしまうのにはどんな理由があるものなのでしょうか?

単純に忙しい

忙しいからといって1分たりともLINEを見たり返信したりする時間が作れないものなの?

というのは恋人関係になってもよく喧嘩となりやすい理由の1つではあります。

ですが、実際に毎日仕事に追われていたり、プライベートの予定がたくさん入る日々が続いている。あるいは趣味に没頭している時間などは、あなた自身も疲れなどからLINEを見はしても返信するのが億劫になったりしませんか?

これがマルチタスクが苦手なタイプの人ともなれば、忙しさのあまりLINEが来ていることする忘れてしまっている可能性もあるのです。

そして、そんな時に催促のメッセージが届くと、プレッシャーに感じたり、嫌悪感を抱かせる原因となったりもします。

忙しさの波が過ぎれば、LINEが来ていたことを思い出して返信を送ってくれる可能性もありますので、まずはこちらからのアクションをやめ、ゆっくり待ってみましょう。

相手への興味を失った

相手が気になる人ならなおのこと、LINEの返信が来るたび嬉しくなって、こちらもついついすぐに送り返したくなってしまいますよね。

そうしているうちに自然とやり取りのペースも上がってくるものです。

ですが、やり取りを重ねていく中で、この人は自分とは合わなそうだ、と感じてしまったら。

残念ながらもうこれ以上やり取りをしなくてもいいかな、面倒だな、と感じるようになってきます。

最初の頃は楽しくやりとりできていたのに急に相手からの連絡が減った、という場合には、相手はフェードアウトを狙っているかもしれません。

話のネタがなくなった

LINEのやり取りを続けたくても、話題が尽きてしまった結果連絡が滞ってしまうこともあります。

どんな返事をするか悩んだり、新たな話題を考えているうちに思ったよりも時間が経っていて、返信の機会を逸してしまうのです。

なので相手が話題に困っている様子を見せていたら、相手が返信しやすいような質問やネタを自分から振るなどの工夫を凝らしてみましょう。

そうすれば、相手もこれまでのようにまたLINEの返信をくれる可能性大です。

両思いであることを確信した安心感

最初の頃は好きな人の気を引こうとして頻繁にLINEを送って来てくれていた人も、相手も自分の事を想ってくれていると確信すると安心感で気が緩むことがあります。

その結果、これまでのように必死にLINEを送らなくても大丈夫だろうと、返信が減ってしまうこともあるのです。

これまでのようなテンポを望むなら、自分から積極的に連絡してみるといいかもしれませんね。

LINEの頻度と脈ありかどうかは関係ある?

好きな人とLINEのやり取りを続けていく中でやはり気になってくるのが、自分が相手にどう思われているのかということではないでしょうか。

ここからはLINEの頻度から読める相手の脈ありサインを解説していきます。

高頻度でLINEが届く

相手からLINEを送ってくれることが多い&連絡頻度も高いというケースでは、脈ありの可能性大といえます。

気になる異性のことはもっと知りたいし、相手に自分のことをもっと知ってほしいとアピールしたくなるもの。

だからこそ、相手とのLINEのやり取りを多くしたいという気持ちも生まれ、実際に行動として現れるのです。

なので、毎日のように相手からLINEが届くようであれば、あなたに好意を持ってくれていることは間違いないでしょう。

あなたも相手に対して恋愛感情を抱いているなら、2人の距離をグッと縮めるチャンスともいえます。

頻度は低いものの、必ず丁寧に返信をくれる

やり取りがスローペースだからといって一概に落ち込む必要はありません。

社会人であれば仕事で、学生であれば勉強やアルバイトなどで忙しいことも多いですから、いつでもすぐにLINEの返信ができないという人も少なくないからです。

ですが、たとえばあまり頻繁にやり取りはできなくても、あなたの送ったLINEをよく読んでくれているんだなと感じられるような丁寧な返信が毎回のように届く相手なら、脈ありの可能性が高いでしょう。

というのも、どんなに忙しくてもあなたとはきちんと向き合いたいと感じてくれている証拠だからです。

反対にスタンプのみ、はい・そうだよねといった一言のみの返信が多い場合は、残念ながらあなたとのやり取りを面倒に思われている可能性もあります。

すぐに返信が届く

相手に対して全く好意がないと、返信したい・しなければという気持ちにはなかなかなりづらいもの。場合によっては未読・既読に関わらずスルーなんていうこともあり得ます。

他方、気になっている人・好きな人が相手ならLINEが届けば嬉しいですから、すぐに返信したくなりますよね。

なので、こちらからLINEを送ったらすぐに返信が届くことが多い、という場合も脈ありサインとして捉えられると言えます。

トータルで見た時にそこまで頻繁にLINEをしない間柄でもほぼ毎回すぐに返事が届くようであれば、相手の中であなたは特別な人だと思われているかもしれませんよ。

好きな人とのLINE頻度を高めるためのポイントは?

相手に無理をさせないことがLINEを長続きさせるコツだということはわかっても、できるだけたくさんやり取りをしていたいと思いますよね?

ここでは、これまで以上に相手とのLINE頻度を高めるためのポイントを見ていきましょう。

適度な疑問・質問文

LINEの頻度を高めるためには、まずはやり取りが続くための工夫が必要となってきます。

その工夫のひとつとして、相手があまり考え込まずに返信しやすい内容を心がけることは大切です。

そしてその「返信しやすい内容」の中でも効果的なものの代表格が疑問・質問文。

好きな食べ物や最近気になっているもの・場所など、気軽に答えやすそうな内容の質問を送ってみましょう。

そうすれば相手もスムーズに回答できますし、その内容に基づいて相手をこれまで以上に知り、話を広げることもできます。

ただ、いつもいつも質問文を送ってしまうと、相手が何だか尋問されているような気分になってしまうこともあるので、あくまで適度に送ることを心がけましょう。

結論のある内容を意識して送る

結論・オチのない話を延々送られても、相手からすれば結局何が言いたいのかわからない、と困惑するだけです。

LINEでのやり取りは相手のあること。自分の思ったことを投げっぱなしにもできるSNSとは違うので、会話のキャッチボールを意識しないとやり取りの頻度は上がりません。

たとえば「今日はお昼に○○を食べたよ」という内容。これだけでは何を伝えたいのか相手にはわかりません。

ですが上記の内容に、たとえばワンコインなど料金が安かったというお得情報、とても美味しかったなどオススメであるというポイントを加えれば、立派にオチがつきますよね。

相手もレストランの場所を聞くなど、会話が続けやすくなります。

ですから、相手にLINEを送る場合は一方通行の報告的な内容ではなく、結論・オチがある文章になるよう意識してみましょう。

どんなに長くても文章は5行まで

LINEの文章は6行以上になると「長い」と感じる人が増えると言われています。

男性女性に関わらず、長いLINEが届いていると思うと返信に対する心理的なハードルが高まります。

よく考えて返さなければならないかもしれないというプレッシャーや、返信するのを億劫に感じたりしてしまうんですね。忙しい時ならなおさらでしょう。

LINEの頻度を高めたいなら、相手に負担を感じさせないことが大切。

そのため、メッセージも5行以内にまとめるのが1番ですが、どうしても内容的に長い文章になってしまうようなら、6行以上の長文を連投しないように気をつけるだけでも、相手からの印象悪化を防げるでしょう。

相手の生活リズムを意識して送信する

最初はなかなか難しいかもしれませんが、LINEでのやり取りを進めていく中で相手の生活リズムをチェックしましょう。

そして徐々にそれに合わせてメッセージを送るよう意識することが、LINE頻度を高める際には重要なポイントのひとつです。

というのも、気にせず送りたい時に送っていると、実は相手にとって都合の悪い時間帯などと重なっていることに気づかない可能性が高くなってしまうからです。

2人のタイミングが合わなければテンポ良くLINEを続けられないですから、当然連絡の頻度が上がることもありませんよね。

相手からなかなか返信が来ないと感じたら、次回はその時間帯を避けて送ってみるなど、少しずつ相手のペースを掴んでいくようにするといいでしょう。

夜遅い時間の返信は避ける

相手の生活リズムを意識するのと同様に行いたいのが、夜遅い時間の連絡を避けるということ。

特に平日の夜遅い時間にLINEのやり取りを行うことは、多くの社会人や学生にとっては負担にしかなりません。

そんな時間帯に相手のことを考えずに連絡し続ければ、当然こちらの都合を考えてくれない自分勝手な人、常識のない人という印象を持たれてしまいます。

最悪の場合はブロックされるということも起こりかねません。

どうしても夜遅い時間の返信になってしまう、という場合は無理にその日中に返そうとせず、次の日の朝やお昼頃に送るようにしましょう。

まとめ

どれくらいの頻度でLINEを送るのが理想的かと問われれば、とにかく相手のペースに合わせるのが正解だ、というのが答えです。

それは裏を返せば、相手の事情や都合を無視してLINEを送ることが最もNGな行為である、と言い換えることもできます。

特に忙しい時に連投されたり即返信されてしまったりすると、相手にとっては負担となる可能性大。あなたとLINEをすること自体が嫌になってしまうかもしれません。

相手にとってちょうどいい頻度を知るためには、相手の事情や状況に敏感になることが大切。

もどかしいかもしれませんが、最初のうちはあなたにとっての「いつもの頻度」よりスローペースなやり取りを心がけ、彼のペースを探っていくことを意識するのもオススメです。